なんでもない毎日

学生のなんでもないブログ。ちょっと疲れた時のよりどころになれたら。

運命の一冊に出会う方法

 あなたは「この本に出会って人生が変わった!」という一冊はありますか?
 本一冊で人生が変わるなんて・・・と思う人もいるかもしれません。ですが、私自身辛くてどうしようもない時期に本に助けられました。他の人からしたらなんでもない一文もあなたにとってはかけがえのない宝物になることもあります。
 そこで今回は私が運命の一冊と出会った方法を紹介します。

 1.本屋大賞受賞作の中から気になった本を選ぶ

 本は毎年たくさんの賞が与えられています。有名なのは芥川賞直木賞など。その中で私がぜひ読んでほしい賞は「本屋大賞」です。本屋大賞というのは『「新刊を扱う書店の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される』賞です。つまり、全国の本を扱うプロ達がお勧めする一冊という事です。読みやすい文体の作品が多いように感じます。主観ですが私は本屋大賞の作品に一番胸を打たれることが多いように思います。

 

 2.売れ行きランキングから気になった本を選ぶ

 「何を今更当たり前のことを」とお叱りを受けるかもしれませんが、この方法とてもお勧めなのです。なぜ評価や急上昇ではなく「売れ行き」から選ぶのか、これには私なりの理由があります。評価というものは主体的なもので簡単に言えば評価をする人の好みに左右されるということです。急上昇に上がっている本は著名な方が書いた本や大人気作家の新作が多くあります。つまり言い換えれば一定数売れることが確約されている本なのです。それらに比べて売れ行きというものは純粋に売れた数です。売れているものは純粋に面白いのです。 
 私は本を読み始めて少し経ってからベストセラーを毛嫌いする時期がありました。つまらない見栄を張るためにそのようなことをしていたのでしょう。しかし友人に勧められて読んだ所、読みやすい文体と感動するストーリーでとても面白かったのです。何はともあれ、売れている本は面白いのです。

 

 3.「タイトル買い」をしてみる

 個人的にこれ、一番おすすめです。
 「タイトル買い」というのはタイトルに惹かれた本をあらすじや内容を一切見ずに買うことです。私はこの方法で、たくさんのかけがえのない本と出会うことができました。タイトルは重要な伏線になっていたり物語の大きな主題となっているので、読み終えた後もう一度感動を味わえるのです。
 私がタイトル買いした本を少し紹介するので気になったら是非読んでみてください。先入観なく読んで欲しいため今回はあらすじ、内容は省かせていただきます。
 ・「人間失格
 ・「カインは言わなかった」
 ・「不可逆少年」
 ・「何もかも憂鬱な夜に」

 

 以上で私なりの運命の本と出会う方法の紹介を終わります。素敵な本と出会えることを願っています。よければコメントで皆さんがタイトル買いした本があれば教えてくださるととても喜びます。